コミュ障ニートのONです。僕は大学時代に細かいものを含めると、4つほどアルバイトをしてきました。今回はそのうちの1つであるコンビニエンスストアでのアルバイトについて話していきます。
コンビニバイトは向き不向きだけでなく、立地や運といったものも複雑に絡んできます。コンビニバイトで損をしないようにしましょう。
コンビニバイトについて
コンビニエンスストアは全国どこでもあります。そしてほとんどのコンビニエンスストアでは人手が足りていません。
そのため、積極的に外国人を雇ったり、無人レジを置く店も増えてきました。面接をしても受かりやすいです。そのため、志望動機もコンビニバイトのメリットを適当にまとめたもので充分です。
しかし、働くうえで大切なことはどんな仕事をするのか。人によっては楽に稼ぎたい、家の近くでバイトができるところがコンビニしかないけど面倒そう、つらそうといったこともあると思います。
確かにそういった面も多いですが実際は他にも様々なメリット、デメリットがあります。どこがいいのか(来店客が少ない店舗の特徴)についてもまとめているのでできるだけ楽をして稼ぎたい、接客したくないという人も1度コンビニバイトを検討してみてください。
コンビニバイトの業務内容
コンビニバイトの業務内容は種類が多いです。ですが、単純なことも多いため、比較的に覚えやすくもあります。
- レジ打ち
- 郵便物の受け渡し
- クリスマスケーキや恵方巻きの予約受け付け
- 商品棚へ商品の補充
- トラックで送られてきた商品を倉庫や冷蔵庫へ運ぶ
- トイレ等の掃除
- 揚げ物を揚げる
- 中華まんの補充
- ゴミ捨て
- 清算(レジに入っている金額を数える)
- 揚げ物の機械や中華まんの機器等を洗う
- ノボリ(旗)やポスターの張り替え
- 商品の発注
- シフト作成
時間帯によってこの中のものを複数やります。また、よっぽど長く働いたり信頼を得ないと商品の発注やシフトの作成をすることはありません。
早朝のシフト
コンビニバイトの早朝について話していきます。早朝はコンビニにもよりますが、5:00~6:00の出勤が多いです。フルで入ると帰宅は14:00~15:00になります。
つまり、朝の通勤ラッシュとお昼時といった来店客がとても多い時間帯を2回も担当することになります。早朝の仕事はレジ打ち、ゴミ出しや弁当や雑誌の整理、揚げ物や中華まんの仕込みが多いです。郵便物の受け付けも多くなります。
朝は急いでいるためか、会社員はピリピリしている人が多いです。
朝のうちにお昼を買って「急いで、早く」と言ってくる人や、箸をつけるか聞くと「いるわけない」と言ってくるお客さんも多いです。
じゃあ、前もって準備しとけよ
というのが本音です。
スピード勝負になるので、レジ打ちやクレカ、QRコード等の決済の受けつけ方法は前もってできるようになっておいた方がいいでしょう。
店長との相談により通勤ラッシュのみの対応をすることも可能です。6:00~9:00までといったことも可能なため、大学生なら働く時間を増やすことができます。
夜(夕勤)のシフト
入るタイミングがいくつもあるのでここでは、16:00~18:00から開始するシフトと定義します。終わる時間は22:00~23:00です。
高校生が放課後によく入っています。業務内容はレジ打ち、郵便物の受け付けや商品の陳列等です。晩御飯もくてきだったり、学校や仕事帰りに寄る人が多いため、客層が早朝とはだいぶ変わってきます。
深夜のシフト
主にフリーターか大学生が1人で業務をします。時間帯は22:00~8:00の間です。
深夜の業務内容は洗い物が中心になります。揚げ物の機械やおでんの容器を洗うので手がべとべとになり異臭がするので、必ずゴム手袋をつけて洗いましょう。
また、あからさまにイキった感じがする若い人の相手をすることになります。ハッキリ言ってだるいです。
業務に慣れてくると自分で休憩時間を多めに作り出すことができます。夜型の人や比較的楽に稼ぎたい人におすすめです。
楽をして稼ぐためのコンビニの選び方
ここでは、来店客が少ない店舗の選び方と来店客が少ない時間帯について解説していきます。効率よく楽に稼ぎたい、つらいことはできるだけ回避したいという人達におすすめな選び方です。
来店客が少ない時間帯
立地によって大きく変動しますが、22:00~5:30は来店客が少ないです。
高速道路の出入り口付近ではこの時間帯でもトラック運転手や20代前後の若い人がちょくちょく来ます。
若い人達は未成年者にかかわらず、タバコや酒を買おうとします。その対処が面倒です。
土建関係の社員が一気に押し寄せてくる5:30~7:00は忙しいです。夜勤をしていると最初は来店客が少ない時間から多い時間帯にシフトするので、忙しさの緩急が激しかったです。
来店客が少ない立地
主に深夜のオフィス街や主要な道路沿いにない店舗は来店客が少ないです。
オフィス街はシフトの時間がずれるとけっこうしんどいことになります。
主要道路からそれるとそもそも通る車が少ないため、来店客もさらに減ります。しかし、人通りが少ない代わりに治安が悪くなりやすいです。強盗には警戒しておく必要があります。
店員が2人以上なら心強いですが、コンビニバイトでは深夜のワンオペ(従業員1人で仕事をする)のが当たり前になっています。
何故なら、来店客が少ないことと人件費削減をするためです。結果として、ワンオペになります。通行人が少なく、従業員が1人だと強盗に狙われやすくなるので襲われた時の対処は確認しておくのが無難です。
コンビニエバイトのメリット
コンビニバイトのメリット、デメリットはあまりにも多いため一覧にまとめました。
一覧表の内容を解説していきます。
- 常に人手不足のため、働きやすい
- 長時間働きやすい
- 夜勤ができるため、夜型の人に合っている
- 夜勤のシフトに入れば稼ぎやすくなる
- 色々な人との出会いがある
- 暇な時間もあるため、従業員同士で話す機会が多く仲良くなりやすい
- 店によっては廃棄品の弁当やパン、デザートを持ち帰ることができる
- 空き時間に商品の漫画等が読める
コンビニエンスストアの従業員の人数は少ないです。人気があるわけでもなく、常に開けておかなければならないため、人手を常に募集しています。そのため、採用されやすく、長時間のシフトにも入りやすいです。
又、24時間営業をしているため、夜勤に入ることができ、夜型の人に合っています。10:00~5:00は時給が25%増えるため、普段よりも稼ぎやすく、来店客が少ない時間帯や立地に限れば、少ない仕事量でだいぶ稼ぐことが可能です。
オーナーの方針次第で廃棄された商品をまかないとして持ち帰ることや休憩時間に食べることもできます。
直営店では廃棄された商品は食べることができないため、まかないはありません。個人が経営しているフランチャイズ店のみになります。オーナーによって、まかないの制限をしている店舗もあるのでその店のルールに従ってください。
店舗そのものが広いわけではなく、シフトの人数も少ないため、従業員同士で話す機会が多いです。
そのため、幅広い年齢層の人達と話すことが多くなります。又、時間帯によって、主婦や学生等が多くなることもあります。主に、朝・昼は主婦とフリーター、夕方は高校生、夜はフリーターや学生の従業員が増えます。土日や祝日になると夜以外で高校生が増えます。
そういった意味ではあるいみ出会いがあるとも言えなくもありません。
コンビニバイトのデメリット
コンビニバイトのデメリットについて話していきます。接客業なだけあって来店客とのやりとりがけっこう疲れるという印象を持たれがちですが、実際はもっとあります。
- 理不尽なクレームをつけられる
- 人間関係が酷いと軽い地獄を見る
- やることが多いため、覚えることが増える
- 店舗によって当たりハズレの差が大きい
- 給料が最低賃金
- 恵方巻き等の季節の商品を買わされる可能性がある
- 知り合いにバレル
- 底辺というレッテルを貼られる
コンビニエンスストアは幅広い年齢層の人達や色々なクセを持った来店客も来ます。クレーマーもいたりします。すぐにきれたりする客もいます。
こればかりは運です。従業員を人間として扱わないような客もたまにいます。
レシートを渡すと「いりませーん」とか言って返してくる客(高校時代の仲がいいわけでもない同級生)もいます。
他に客がいるにもかかわらず、カーナビの使いかたを聞いてきた客もいたのですごくだるかったです。
業務量が多く久しぶりにやる作業は忘れることもあります。僕は準夜勤と夜勤に入っていたので久しぶりに夕勤で入り郵便物の受けつけをしたときにどうやって手続きするか忘れていました。
店舗によって当たり外れが大きいことは運も絡んできます。
正直、オーナーの人格が店舗と従業員に反映されると僕は思っています。廃棄品を持ち帰れるかはオーナーしだいですし、恵方巻き等の季節商品を無理やり買わせるのもだいたいがオーナーです。
従業員同士の人間関係も運です。どれだけ、自分が好かれるように努力をしても相手によっては空振りに終わります。
やることが多いためギスギスした雰囲気で仕事はやりづらいです。
僕は店長が「シフトを作るときにAさんと一緒にしないでくれとBさんに言われて、シフト作るの大変」と愚痴られました。職場の人間関係は本当に大事です。
また、知り合いにバレます。そのため、冷やかしで今度行くと言われたりすることもあります。
底辺というレッテルも貼られます。
僕のように田舎でアルバイトができるところが制限さえているならまだしも、都会のような働き口が多いところだと「何故、コンビニ?」みたいな感じにはなるでしょう。
フリーターがコンビニバイトしているという時点で良いイメージは持たれません。知り合いにバレ、噂を流されて底辺扱いされるというパターンもあります。
僕のコンビニバイトの体験談
僕のコンビニバイトの体験談について話していきます。
- 2年間勤務
- 週に1,2回
- 時間は準夜勤(21:00~1:00)と夜勤(22:00~8:00)
- 夜勤はワンオペ
- 頭がおかしくなってきたと感じたため途中から夜勤を辞める
以上が僕のコンビニバイトのときの背景です。
家から徒歩15分でつく立地で近くに高速道路の乗り降りするところ(名前がわからない)がありました。国道沿いです。
そのため、深夜はちょくちょく代行とトラック運転手が来る程度、朝には土建の社員達が押し寄せてきました。
夜勤は掃除と洗い物が終われば暇な時間を作ることができました。そのため、廃棄品を食べながら、ジャンプとマガジン、チャンピオンを読むことを日課にしていました。終われば面白ろそうな本を適当に選んで読みます。
それでも商品(サンドイッチや弁当)が届くまで暇なので商品棚の掃除をしたりしていました。
朝は通勤ラッシュの会社員達が寄るのでとても慌ただしく、ごみ捨てを何度もしていました。そのタイミングで雑誌も届くので整理します。レジ打ちもしんどかったです。
終わった後の達成感は大きかったです。因みに、家に帰っても2,3時間しか眠れないのはざらです。
体内時計の影響かすぐに起きてしまいます。そうなると、頭がまともに回っていない状態で1日を過ごすことになります。正直、夜勤あがりの日は無駄になっていたと当時から思っていました。夜勤は合う合わないがはっきりと分かれます。
大学生だったので、廃棄品にとても助けられました。お昼代を浮かせることができました。
準夜勤をやった次の日には「お金がないから昼食を抜いている」という友人にも廃棄品をおすそ分けしていました。特に持ち帰りの制限がないため、大量に持ち帰る日もそこそこありました。
コンビニエンスストアは日によって廃棄品の数が乱降下するので正直「持ち帰れる」という喜びと「売り上げ大丈夫か」という心配で複雑な気持ちになりました。
僕は1番自分に合っている時間帯は準夜勤でした。正直レジ打ちをあまりしたくなかったので来店客が少ない時間帯で尚且つ、商品を倉庫や冷蔵庫に入れるといったモクモク作業が自分には合っていました(レジに並ぶ客が増えれば応援に行きます)。
それが終わるとポスターとノボリの交換、これも1人で作業することが多かったです。
そして、商品棚の整理が終わるころには1:00。後は漫画を読んで帰宅、寝ても朝には少し眠いですが起きられます。
時給は25%上がり、深夜のうちに寝られる、さらに廃棄品は最初に持ち帰ることができるといったこともあり最高でした。
従業員同士で話すことも多く、少なくとも僕自身は僕と同じ時間帯の従業員の仲違いの話しは聞きませんでした(僕について言われている可能性もありますが笑)。
店長が従業員の意見を聞いて色々取り組むタイプだったので、僕自身もどうすれば店の利益になるかを真剣に考える機会を多くもてました。店長から「それいいね」と言われたのがとても嬉しかったです。
僕は大学時代にお世話になっていたので、東京からこちらに戻るたびにお土産を店舗に持っていきます。知っている人がいなければ渡せないので、もし東京に再び就職することができて、地元に戻るとなったら、僕の働いていた時の知り合いがいる限りお土産を持っていきます。
僕は働くなら準夜勤が1番だと思っています。
しかし準夜勤は店舗によっては需要が少ないです。そもそも準夜勤は夜の荷物の搬入が多い曜日に入ることになりますが、そんな日は週に1,2日しかありません。その曜日に夜勤と夕勤の従業員計2,3名(3名の場合1人が店長で重要な仕事をしていたりする)日しか入れません。
そのため、普段は入る機会が少なく、深夜に2人いる店舗なら夕勤夜勤の計3人で荷物の搬入とポスターとノボリの交換は充分でしょう。僕自身、元々夜勤目当てでいったら偶然誘われて準夜勤に入ることができました。そのため、初めから準夜勤のシフトを狙うのはかなり難しいです。
夜勤と遅番の経験談に関する話もしているのでぜひみてください。
コンビニバイトを考えている人にとってこの体験談が少しでも参考になってもらえると嬉しいです。それでは皆さんノシ。
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