大学生の時間の使い方には様々な意見があります。その1つに時間の使い方としてアルバイトをすべきか?という話題があります。
主にこのようなことが言われています。
- 大学時代は人生の夏休みだから遊べ
- アルバイトをして社会経験を積め
- ネットビジネスに参入しろ
3にいたっては今から2年位前に見かけるようになりました。
今回は上記の具体例を参考にして僕なりの意見について話していきます。
この記事を読むことによって1~3のメリットデメリット、そしてどうバランスをとっていくか考える材料になります。
大学時代は遊んでおけ
大学期間は人生の夏休みと言われています。社会人の休日は多くても120~125日位に対して大学生は180日位あります。
- バイト代なら社会人になるとすぐに稼げる
- まとまった時間が取れるのは大学生だけ
- 友人と会えなくなる
と話しを聞きます。
僕の体験談ですが、社会人になると、上京や引っ越しにより、友人と会うタイミングが無くなります。
一応、ネットを通じて友人達とゲームはできますが、直接会って、遊びに行くのはほぼ不可能です。地元にお彼岸や年末年始に帰ったときに友人達と宅飲みや遊びに行くことはあります。
「今、この瞬間を大事にしたい」「人間関係を重視する」という人には多いのではないでしょうか。僕は基本、引きこもりでしたが、友人と大会出場後にアニメショップを回ったことや、モール内で食事をして適当にぶらついたことがいい思い出になっています。
大学時代はどんな遊びをするかについて考えてみてください。僕のように基本引きこもってネットゲームばかりしていても何もメリットがありません。
複数人で遊びに行ったり、新しい趣味を始めたりすることで価値観が少しずつ広がりますよ。
アルバイトをして社会経験を積め
- 将来のことを考えて貯金を増やした方がいい
- たくさんの人と会える
- 社会経験が積める
アルバイトをすることで最低限のビジネスマナーが身につくという話です。
これは、バイトによるのでネットでみかけると「極端なこと載ってるな~」と思いながら眺めています。
何故なら、僕のやってきた飲食店やコンビニでビジネスマナーが身につくことはなかったからです。
それこそ、インターンやアパレルショップのバイトなら身につくことでしょう。
しかし、大体のバイトでビジネスマナーが身につくことはありません。最低限の人とのかかわりを復讐するくらいです。
僕はアルバイトをする理由として
- お金を稼ぐ感覚を身につける
- お金を稼ぐ
- 自分の特徴を知る
と考えています。
僕はアルバイトでお金を稼ぐ感覚を身に付けるべきだと考えています。
人によっては「働くことが楽しい」「お金を稼ぐのが大変」と様々な感想を持ちます。この感覚は人生に大きな影響を出します。
今思えばこの時得た感覚をもっと大事にするべきでした。
仕事にもよりますが、「働いて金稼ぐのが面倒」と思ったら、ブログやyoutubeといったストック型のビジネスを始めるけっかけになります。
根気のある学生なら、高給取りになって貯金をしてセミリタイアを考えだすこともあるでしょう。
さらに、色々なアルバイトをすることは自分の向き不向きを知るきっかけにもなります。「アルバイトは時間の無駄」と言われがちですが僕はそう思いません。
僕はアルバイトをきっかけにして上司によって好かれる/嫌われるの差が激しいことを知りました。実際に、気さくに話しかけてくれる上司もいれば、辞めさせるために詰めてくる上司もいました。
アルバイトをすることは就職するための予防接種になります。働いた経験がなく就職すると働くことに苦痛を感じたり、理不尽だと感じやすくなります。
しかし、アルバイトをしたことがあると、「自分にはまだあの業界の方が合ってた」「人間関係が嫌だ。仕事も合わなくなってきた。生活費抑えればバイトでも生きていけるかな」と考えやすくなります。
視野を広めるためのきっかけになるということです。
バイトの1番のメリットは確実に収入があることです。実家暮らしなら、バイト代のほとんどを自分で使えます。貯金や遊び、勉強代等自由に使えるお金を毎月確保できることでストレスを感じにくくなります。
大学生ならどんなかたちであれ、アルバイトは必ず行うべきです。
可能なら普通のアルバイトでなく、何かしら経験値(知識や技術)として残るものをするべきだと考えています。
勿論、レジ打ちや厨房等も立派な仕事ですが、スキルとしては残るものはほとんどありません。
僕自身、レストランやコンビニのバイトで、これといった技術を身に付けたことはありません。
上京した友人は営業会社でインターンをしています。「テレアポをしているけれど、アポが取れるのは200人に1人位。俺は営業会社には絶対に入らない。」と話していたのが印象的でした。
このように、職業を選ぶ基準・給料・テレアポのスキルを彼は手に入れました。
別の友人は親戚の会計事務所でバイト代をもらいながら働いていたり、別の友人も会社を引き継ぐために現場で働いたりしています。
見ていて思うのは、とても合理的だということ。そして、置いていかれたという謎の焦燥感です。
周りと差をつけるにはアルバイト選びは重要です。ただ、何となくで選ぶのは辞めましょう。
ネットビジネスに参入しろ
ネットビジネスをするメリットは、たくさんあると思います。実際にやってる人から見ればメリットなんて数えきれないでしょう。
ぱっと思いつくのは
- 就職しない選択肢が持てる
- 稼げる
- 商売感覚が身につく
でしょうか。ここではネットビジネスは主にせどりとプログラミングを例にします。
アルバイトは時間の無駄という人はネットビジネスで稼げと言う人が多いです。
確かにネットビジネスでは一生使えるノウハウを習得できますアルバイトと比較するとメリットが多いです。
僕もそういったことはするべきだと思います。しかし、いきなり、アルバイトもせずにネットビジネスで稼ごうとするとアルバイトした時よりも割に合わないことがあります。
何故なら途中で挫折することとマネタイズに時間がかかり過ぎてお金が入らないことが大きなストレスになるからです。
そこまでして稼ぎたいと考えている大学生は将来のことを真剣に考えているかお金がめちゃくちゃ欲しいと考えているかの2択です。
長い時間やったところで意味が無いと言いたい訳ではありません。むしろ、長時間、勿論本気でやった方が身に付きます。しかし、空き時間でできることを強調しておきたいです。
例えば、プログラミングやせどりは
- 講義の空きコマ
- 朝起きてからの30~60分
- 通学中のバスや電車の中
スマホでAmazonや楽天市場、せどり専用のアプリを見るくらいならどこでもできます。少しまとまった時間があればプログラミングを学べます。
1番の問題は、大抵の大学生は支出が多いことです。
- 食費
- 趣味
1人暮らしだと家賃や電気・ガス・水道、サークルによっては費用がかかるものもあります。
プログラミングやせどりではマネタイズをするのに時間がかかります。プログラミングは学習時間、せどりは仕入れるときの初期費用がかかるのでもとでを作るのに時間がかかります。
お金持ちで生活費、娯楽費等を全て賄えるなら問題はありません。しかし、実際はそんな人は少人数です。
メインはアルバイト、サブでプログラミングやせどりとした方が現実的です。
熱中すると自然とプログラミングを確保する時間を考えだします。時間を作り出すこと・支出を下げて生活費を安くしてバイトの時間を減らすことを実践します。
そのため、いきなり、「ネットビジネスで一攫千金」「将来が不安だから技術を身につける」と最初から意気込む必要はありません。
因みに、実績をつくれば面接でアピールすることも可能です。
結局は3つのいいとこどりが理想
貴重な時間、遊びすぎると将来に悪影響が出て、アルバイトだけだと時間はなくなり、ネットビジネスだけ極めようとすると生活に金銭的な面で苦労しやすくなります。
アルバイトをしてそのお金で友人達と遊び、空いた時間をネットビジネスに使うことを僕は推奨します。
そして、どれにも共通することは新しいコミュニティに飛び込むことになることです。
新しいバイト先の人達、プログラミングやせどりのグループ、友人の友人に会う。
対人能力が磨かれてきます。対人能力は社会人にとって必要不可欠な能力になります。実際に、僕は対人能力がたりないため、会社で色々と不利になっていきました。
正直、僕みたいにはならないでほしいです。
皆さんの大学生活がより良くなることを願います。
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