コミュ障フリーターのONです。
バイト先でパチスロを負けたお客様から八つ当たりを受けました。負けているのがパチスロやギャンブルではなく、人生だということにいつ気づくのでしょうか。
一生気づかないでしょうね。
就職活動をしているときにどんな条件を探していますか。年収、休日、スキル、メンター制度等色々あると思います。
今回は休日に焦点を当てました。完全週休二日制と週休二日制の違いについてです。
週休二日制のメリットデメリットを知って自分の就職活動の糧にしてください。
週休二日制と完全週休二日制の違い
先ずは週休二日制と完全週休二日制の違いについて解説します。
完全週休二日制は1週間に2日休めることです。
週休二日制は月に1週間のうち2日休める週があることです。
少しややこしいですがおさえましょう。つまり、完全週休二日制は1ヶ月に休みが約10日あります。学校でも平日登校して土日は休みますよね。それと同じです。
対して週休二日制は5週間(1ヶ月)のうち2日以上休める週が1週間以上あることです。月の休みは最低6,7日です。正直かなりしんどいです。
週休二日制はおすすめしません。
週休二日制の特徴
週休二日制が多い業界
週休二日制はサービス業と運送業、土木工事、警備に多いです。アパレルショップや飲食店のような土日祝日がかきいれどきになるため、店員が必要になるからです。
老人ホームや警備といった施設では常に人手がいるため、土日祝日は関係ありません。
土木工事は期間内に終わらせることが求められるので日曜日のみの休みが多いです。
僕は就職活動をするときは必ず週休二日制を避けていました。大学生で就職活動をしているなら完全週休二日制の企業を狙ってください。何故なら、高卒だと応募できる企業が週休二日制の企業が多いからです。
不動産会社は完全週休二日制ですが、祝日は休めません。企業によっては有給休暇を使わせないようにしてきたりするので事前に就職四季報等で確認することをおすすめします。
平日休みの企業が多い
土日祝日に来店客が増えるため休むことはできません。月に1回当たって休めればいいほうです。そうなれば当然忙しい日に働くことになります。そのため、「楽して稼ぎたい」という思いは粉砕されます。
平日休みの利点は人がいないタイミングで映画やショッピングができることです。人込みを意図せずとも回避できます。そのため、人気のカフェや映画を並ばなくても楽しめますよ。
しかし、平日休みはあまり一般的ではありません。大体の会社員が土日休みです。そのため、彼らと会える機会は大きく減ります。さらに、平日は5日あります。そこから同じ曜日の休みの友人知人となると会える人がさらに減っていきます。
今はコロナがあるので気にはなりませんが、終息後、自分だけ、友人達に会えないような状態になるでしょう。
人によっては精神的にきついかもしれませんね。
2日以上続けて休めることはまれ
普通は土日と続けて休めますが週休二日制だとそもそも休日が週に1日しかない可能性もあるので連続で休日をとれません。
仮に2日休めても週休二日制は休日が飛び飛びです。例えば、同じ週の火曜日と金曜日が休日になったりもします。
大学生までは連休が当たり前だったので調子が狂うかすぐに休日が来て休めるといった風に会う合わないタイプでわかれるでしょう。
週休二日制の年間休日と勤務日数
週休二日制の年間の休日と勤務日数を計算していきましょう。
エクセルで一覧をつくりました。祝日は除いているので年末年始やGW等全て抜いてあります。自分が志望する企業の1ヶ月あたりの休日を知るおおよその参考になります。
この表と企業が掲載している情報を合わせると就職前の段階で休日を割り出しやすくなりますよ。
表の解説
月6日の休みが12ヶ月分なので
6×12で72日が休日になります。年間365日から休日を引くと293日。つまり、週休二日制の企業では最大で293日の年間勤務日数になります。さすがにここまで露骨に年間勤務日数が多い企業はないでしょうが、システムとしてできなくはありません。
月8日の休みが12ヶ月分なので
8×12で96日が休日になります。年間休日96日もあまり見かけません。
因みに僕が見た中で1番少ない年間休日は95日でした。
月9日の休みが12ヶ月分なので
9×12で108が休日になります。完全週休二日制ではこれに年間の祝日を合わせると120日ちょっと超えるくらいになります。
月10日の休みが12ヶ月分なので
10×12で120日が休日になります。年間休日は120日です。年間休日が120日以上なら充分に休めます。
僕が勤務していた営業会社は年間休日120日でした。祝日があるとその代わりに土曜日に出勤していました。
GWのぶんは振り替えはありませんでしたよ。
余談になりますが、サービス業や運送業界等は業界全体として年収が低い傾向があります。勤務先によっては勤務日数が多いのに給料も安いところで働くことになってしまうので、就職活動中や企業研究している学生・社会人は注意してください。
ブラック企業を見極めろ
営業やシステムエンジニアといった法人営業が週休二日制を実施しているならそこは注意してください。僕はここまで話してようやく気がつきました。
サービス業はブラックと聞いたことがある人は多いと思います。しかし、サービス業でもホワイト企業があれば、サービス業以外でもブラック企業はあふれています。
週休二日制がサービス業を前提に話してる。
世の中はブラック企業があるのに。
それが先ほど話したサービス業と不動産業、運送業以外で週休二日制を取り入れている対法人の仕事です。
本物のブラック企業可能性が高いです。
1 対法人の企業は取り引き先に合わせて土日祝日は休みが多い。それを無視するということはよっぽど力を入れないと売れない。
2 社員を休ませるつもりがない。
僕が通っていた大学の就職ガイダンスでも完全週休二日制と週休二日制からブラック企業企業を見極めようという話を聞きました。皆さんもブラック企業に入社したい人以外はこれを参考にして避けてください。それではノシ。
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