お疲れ様で~~~す。コミュ障フリーターのONです。
僕はfラン大学出身なのでfラン大学にいて経験したことをまとめてみました。先に言っておきたいのはfラン大学に入ったからといって人生を諦めないで下さい。
最低限の教育資本はあります(他のレベルの高い大学よりは充実していませんが)。実際に僕の大学からでも大企業に就職したり、公務員になる学生もチラホラいました。
fラン大学に入学してしまった学生は諦めないでほしいです。
fラン大学とは
ボーダーフリーのfの表しています。一般的には偏差値がものすごく低くて、名前が書ければ入れるような大学とされています。
周りに通っている大学名を言うと微妙な反応をされるので言った側は何とも言えない気持ちになります。
fラン学生が語るfランの学生達(自分も含む)
僕がいたfラン大学の学生達について話していきます。実体験です。
fラン大学に通い始めるとこんな学生達に会うことになります。もしかしたら、fラン大学以外にもいるかもしれません。
最初の2つのタイプの学生達とは距離をとるのが無難です。
どうしても我慢できないときはfランだから仕方ないと割り切りましょう。
真面目な学生を冷やかす学生
大きめの教室でグループワークがをしているときに起きました。教授から指名されたらチームで決められた人が発表します。真面目に答えている人に対して
かーーーーーっ。
かーーーーーっ。
とか何度も言って冷やかしている学生がいたりします。
発表している学生にとって不快ですし、聞いている方も不快です。うるさいし汚いし。
何故こんな簡単なことにも気づかないのでしょうか。講義中によく友人同士で喋っている学生だったので、普段から迷惑というものを意識していないのでしょう。
何のために大学に来ているのかわかりません。
人として恥ずかしいです。
やる気が無い学生
何事にも無気力な学生です。とりあえず時間はあるけど後回しにしたりします。
何かをしようにも無駄と言って切り捨てます。じゃあ何をしているかと言ったらネットサーフィン位です。
無気力と言ってもいいです。悪い意味で達観しているような諦めているような雰囲気でした。
しかし、彼らから見ると僕も同じように見えていたはずです。実際同じだったと思います。
今になって思えばすべては行動あるのみでした。当時もそれを知っていたはずです。にもかかわらず、
時間は充分にある。
なんとかなるだろう。
と根拠もなくそんなことを考えて後回しにしていました。
何度もいいますが行動しなければ何も変わらず得ることもありません。4年間の時間と学費を払っていることを意識してください。大学は学問と大卒資格、時間を買う場所です。
それだけは忘れないでください。
意外と普通
DQNばかりでありません。寧ろある意味普通の人が多いです。
話してみると特に頭が悪いとか見た目がDQNとかそんなんじゃありません。どこにでもいるような普通の大学生です。
何故ここに来たのか、道を踏み外したとしたらどこで間違えたのかそういった疑問が残ります。
話を聞いていみると、近いからという理由が1番多かったです。2番目が滑り止め、勉強したくないから今の学力で入れるところに来たという学生もいました。
就職活動
就職活動は早い人で夏のインターンシップから動き出します。大学3年生の夏からキャリアセンターに就職指導されます。
個人的な体感ですが大学3年生の夏から就職活動を意識するのは遅いと感じました。
インターンシップによっては面接があります。中長期のインターンシップはエントリーシートを書かなければなりません。書くことが無いと詰みます。
この1年で意識的にエントリーシートに書いたり、面接で使えるようなエピソードを作るのは大変です。
面接やエントリーシートで言うことは普通に過ごしていればあると思われがちですが、そこはfラン大学の学生、無いです。
無理やりひねり出したり、1つの行動からこれだけのことを学べましたと強調する学生が多いです。
そのため、入学したらすぐに就職活動を少しでも意識してみることをおすすめします。
それだけで、バイトやサークルの立ち回りや工夫をすることに繋がり、そこからエントリーシートに書くことや面接で話すことも増えます。
就職できないは嘘
fラン学生は就職できない。してもブラック。
人生詰んだ。人生オワタ。
という話ですが、この傾向はあると思います。しかし、あくまで傾向というだけです。
就職できないは普通に考えてありえません。企業はいくらでもあります。いくらfラン学生でもブラック企業になら簡単に入社できます。そのため、就職できないというのはありえません。
そもそもfランの大学の話しです。
つまり、元々学力が低い・頭が悪い・勉強しない・準備をしない・無気力・自分から動かない・情報弱者・・・という学生の集まりです。企業から見ても欲しいとは思いませんよね。
つまり、fランだから人生がオワタなのではなく、最初から人生を詰みやすい人達が多い環境です。
さらに、周りの空気に流されると人生終わりやすい母数がさらに増えていきます。
人生終わったとは、まともな優良な企業に入れないという意味でしょうが個人の努力次第で充分に狙えます。
でたらめな感想や何の努力もしていない学生に惑わされないでfラン学生は努力を続けてください。
就職先にも大企業はある
数人ですが、大手のIT企業や地方の銀行、地元の総合商社や郵便局等々大手に就職する学生はいます。
学歴フィルターがうんぬんと言う人がいますが、そう言う人は基準適当だと思います。
fラン学生を煽っているようにしか思えません。確かに学歴フィルターは存在します。が、よっぽど大手で学生に人気の企業でない限りそうそうありません。
確かめるのに1番確実な方法は就職四季報を読むことです。企業がどこの大学の学生を採っているか調べることもできます。
もちろん大企業だと偏差値の高い大学が多いでしょう。しかし、1つでも偏差値が特別高いわけでもない大学の名前があればチャンスです。
学歴だけでなく、個人の努力や能力を見てくれている可能性が高いので気になったらエントリー。
そもそも学歴フィルターはエントリーシートをだした時点ではねてきたり、説明会に呼ばれなかったりするので最初の段階でふるい落とされます。エントリーシートを出して終わりなので、こちら側は労力がかかりません。
また、首都圏に住んでいる学生は物理的に大企業の説明会に参加しやすいので積極的に参加しましょう。
他の学生と情報交換ができたり、直接志望する学生が見られるので学歴フィルターの実態が少しずつわかってくるはずです。
就職活動は明らかに不利ではある
就職活動が不利なのは間違いのない事実です。しかし、これは相対的な話になります。例えば、早稲田や慶応、東大の学生がいたらどう思うでしょうか。
すごい学生が来たぞ。学業や課外活動に力を入れてきたに違いない。
頭もいいだろう。
となりやすいです。
反対にfラン大学だと
どこの大学だ。頭は・・・いいのか?
fラン大学の学生だよな?
という先入観が生まれます。大学のネームバリューによってあってすらいないのに第一印象が作られてしまうのが現状です。
さらに、fラン大学には本気で就職活動に力を入れてきた学生は少ないと思います。インターンシップにOB訪問、学外活動全てに力を入れた学生はほとんどいません。
fラン大学だと大企業に入ったりそこを目指して就職活動をしている学生は少ないので、先輩や同級生達からも大企業の情報はほとんど集まりません。
主にインターネットでの情報収集が中心になるので信頼できる媒体やサイトを探して、そこから言っていることの真偽を見極めていきましょう。
fラン大学に通うのは無駄なのか
無駄ではないです。時間と学費を無駄にしているという話はよく聞きます。しかし、しょせんは個人によります。
例えば、中卒で稼いでいる人が高校なんか無駄と言っているのと同じです。100万人に1人の成功者が再現性が無い方法を紹介して、同じことをすればいいと言っているのと同じようなものです。
高校に入らなければ自分の最低限のキャリアと教養を得ることは難しいです。
それと同じで、fラン大学だろうが有名な大学だろうが卒業すれば大学卒業という資格を持ちます。
大卒しか応募できない求人に応募できるようになります。入れる会社の数を増やすという意味では無駄でないでしょう。
さらに、fラン大学に入ってから危機感からか努力をし続ける学生や人生を挽回しようとする学生もいます。自分自身を恥じて改善する学生もいます。
けっきょく、無駄にするかは自分の学生生活しだいです。
人生終わりまではいかない
fラン大学に入って人生オワタ\(^o^)/
地元のブラックな中小企業しか入れないと思い込んでいた大学1,2年生の頃の僕です。
寧ろこれからです。時間をどう使うか、どんな人と出会うか、何に力を注ぐか、それは個人にゆだねられています。
僕は何かやっても全然長続きしませんでした。会社員ならまともに時間はとれません。
フリーターの今でもこれに時間を使っていいのかとたまに自問自答に入ってしまいます。
しかし、それでもやるしかありません。次に繋がるか確信は持てませんが、積み上げることしかできません。ここで辞めたらあの頃と同じになってしまうからです。
人は自分の力を磨き続けることでしか上手くいかないと思います。
適当に理由をつけて辞めるのは簡単ですが、学生の皆さんには4年間という時間を有意義に使ってほしいです。
悔しいなら入学後に逆転
馬鹿にされたりするのが嫌なら努力を続けるしかありません。就職活動に本気で打ち込んだり、自分の興味のある分野に力を注いだりしましょう。
努力と経験です。fラン大学には積み重ねることを無駄と考えている学生が多かったです。
時間があるので最大限に利用して自分の趣味や興味のあること、そして学習や、コミュニケーション能力といった基礎的な能力に力を注いでいきましょう。
それでは皆さんノシ。
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