マルチ商法をやったら友達が減りまくった後輩について

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 コミュ障ニートのONです。未だにニートです。

 僕は腐れ縁の友人と1ヶ月程同居していました。同居した友人は僕と違って交流関係が多いため、先輩・同級生・後輩から色々な情報が集まります。

 その友人から聞いた僕の知る後輩がマルチ商法を行った結果について話していきます。

 

 タイトルの通り友達をなくすことになりました。

マルチ商法・MLM・ネットワークビジネスとは

 ザックリと言うと、マルチ商法とは会員が新会員を勧誘したり、自分の勧誘した会員が商品の購入等をするとお金が入ってくる仕組みです。

 ねずみ講と大差ありません。が法律にはギリギリ抵触していたり、いなかったりしています(会社によるのでなんとも言えません)。

 マルチ商法はMLM(マルチレベルマーケティング)やネットワークビジネスと呼ばれることもあります。

 サプリメントや旅行、広告、情報商材等商品は多岐にわたります。因みに後輩Aがどの会社の会員になったのかは不明でした。

同居した腐れ縁から聞いた話

 僕は地元にいたころから誰かと会ったり連絡を取り合うことはほとんどありませんでした。

 そのため、地元の情報には地元民なのに疎いです。対して同居人は後輩に慕われていて一緒に出掛けることも多いです。

 ほぼ毎日オンラインゲームでも後輩たちと一緒に遊んでいます。

 そのため、雑な性格をしていますが、後輩からは慕われており、情報が集まりやすいです。そんなとき後輩Aが友達に商品を勧めたと聞きました。詳しく話を聞くと僕は「マルチやん」と気づきました。

マルチ商法をやり始めた経緯

 経緯を同居人に聞いたところ誘われた場所、経緯は不明とのこと。

 誰に勧誘されたかも不明です。うちみたいな田舎じゃやってる人はおろか、マルチ商法について知っている人を見つけることじたい難しいのに。よくマルチ商法に手を出したとある意味関心しました。

田舎の人間を誘ってもやらない

 

 そもそも、メリットが無い。販売相手になりそうな人数もいない。にもかかわらずよく誘っているなと。

 マルチ商法そのものの知識が無い人が多いぶん、「法律に抵触していなくても倫理的にアウトだろ」「誘われた方は良い気がしない。友達減りそう」「国内市場が~。具体的な数字は?実際に○○万円稼ぐために何をいくら売ればいいかわかるの?」とか具体的な質問をする人や明確な嫌悪感を持つ人は僕の地元には少ないでしょう。

 その代わりに、「理由は知らないけど危なそう」「なんかやだ」「黒そう」という抽象的な理由で断られます。仮に、「具体的にどこが。こうすればいいんだよ。」と、クロージングししても、理論じゃない、感情が否定しているんだ。みたいな感覚なので間違いなく否定されるでしょう。

 僕の主観ですが、田舎にいる人に「ビジネスが~。」「自分で稼ぐ。」とか言っても通じないと思います。

 ビジネスや稼ぐことを意識している人は都会へ出るからです。実際、地元のそういった友人は都会の大学に入ってます。「ITコンサルタントになって、株や不動産で収入を得る」と言ってました。

 他の友人も町を飛び出して、大学時代にアルバイトで稼いだ金を使って大学院に進んでいます。地元にはビジネスや稼ぐことを意識している人はかなり少ないです。

 にも、関わらずよく誘ったなぁと、元々価値観が合わないのにそういう話をしたら嫌われても仕方ないと思います。

 

会った友達を誘いまくって遊びに誘われなかった

 これが今回のオチです(タイトル通りですが)。同居人は後輩B(こいつも色々やらかしているので評判が悪い)すら後輩Aを遊びに誘わないらしいとのことでした。

 因みに同居人は仮に誘われたら「殴る」そうです。

 ( ^ω^)・・・ バカジャネエーノ

 話しを戻しますが後輩Aはどうすれば嫌われずにすんだのでしょうか

 そもそも勧誘しない?救いようがない?

 結論は赤の他人を誘えば悪評が広がるのを抑えられました。実際に現代はSNSを利用して勧誘するのが主なようです。

 SNSだけでなく、出会い系アプリも利用されているらしいですね。ヤリ目男VSマルチ商法の勧誘が激突した場合どうなるんだろ。

雑魚狩りをする

 

 言葉は悪いですが、営業を行う上での真理だと思います。僕の地元はマルチ商法をする自称自営業者にとって難易度がとても高いです。

 

 営業とは需要と供給のマッチングです。言い換えれば、需要のある人にだけ声をかければ高い確率で売れる、いわゆる雑魚狩りをすることがコツになります。

 言葉は酷いですが、マーケティングをして、需要がありそうな相手に営業をすることがコツということです。需要のない(レベルが高い)相手に勝つことは困難です。

 しかし、最初に話した通り僕の地元には雑魚がほとんどいません。田舎なので噂も一瞬で広がります。彼は相手を間違え続けました。

 氷属性なのに火山のフィールドで火属性の敵と戦っているようなものです。勝てるはずがありません。

SNSによる勧誘

 SNSで情報を発信することは何も悪いことではありません。今では当たり前のことですし、積極的に情報を発信して人脈を広げるべきだということも言われています。しかし、下心を持って近づいてくる人も多いです

 今こそ、ネットリテラシーを高めるべきだと思いますし、相手の話しにすぐに食いつかないようにするべきでしょう。

 SNSや出会い系を利用している人は

  • ビジネス
  • 夢がかなう
  • 時間が手に入る

みたいなことを言ってくる相手には気をつけてください。勧誘が始まったりさっき○○したいって言ってたよね。とか言われても「帰ります」の1言を言って逃げてください。

コロナを建前にした勧誘

 コロナのせいで失職した、給料が減ったという人が多いのではないでしょうか。実際によく行く近くの業務用スーパーで40代の男性が働いていました。

ON
ON

初めて見たな。前から働いているおじいさんが教えてるから最近働き始めたのかな。

 コロナの影響で何人の人生が狂ったんだと実感させられました。しかし、コロナを利用して勧誘してくる人達もいます。

知り合いA
知り合いA

久しぶり~。コロナ大丈夫。給料が下がった。

俺も下がったんだけど副業のおかげで全体的にはプラスかな~。

 コロナを口実にして相手の心配をしつつ自分がやっているマルチ商法について勧誘できます。相手が藁にもすがる気持ちなら上手くいくでしょう。仮に対面では会えないと言われてもZOOMといったオンラインの利用でセミナーに招待されます。

 話の流れには警戒しましょう。

まともに相手をするだけ無駄

 勧誘のマニュアルが存在するという話も聞きます。営業した人はすぐに分かると思いますが、相手がプラスの言葉を言おうとマイナスの言葉を言おうとクロージングにもっていくように作られています

 正直何を言っても「じゃあ、やろう」に持っていうくような仕組みが作られているわけです。言い争うだけ不利になります。

 まともに取り合わずさっさと帰りましょう。

 マルチ商法をやろうかやらないか考えている人はこの話が判断する材料になると幸いです。

 それじゃみなさん、ノシ。

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